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『怪我との戦い』“今年こそは活躍する”

広島大学アメリカンフットボール部 LB/OL 三島涼世(みしまりょうせい)
※2022年10月10日に取材された記事です。

幼い頃からアメフトに触れる環境があった
中高は卓球や水泳と個人競技ばかりに打ち込んでいた三島は、チームスポーツを大学から新しく始めようと思っていた。「父がアメフト経験者ということもあり、幼い頃からアメフトに触れる環境が多くあり、面白そうだなと思い入部を決意しました。」と過去を振り返る。

全試合出場
“全試合出場”これは三島の最低目標だ。なぜこの目標か聞いた。「僕はとにかく怪我をすることが多く、シーズンを戦い抜いたことがないんです。だから、最低目標として、全試合出場という目標にしています。その上で来年の弾みにできるようなビッグプレーを起こせたらと思います。」と話してくれた。

チームの士気を上げられるような選手
三島に理想とするプレーヤー像を聞いた。「僕が思う理想とするプレーヤー像は、皆が諦めかけている場面で、誰よりも声を出したり、パシュートをしたりすることはもちろん、流れを変えるようなプレーを起こして、チームの士気を上げられるような選手です。そんな選手になれるように頑張ります。」と笑顔で話してくれた。

怪我との戦い
昨年の愛媛大学戦、延期に延期を重ね、ようやく行えたシーズン初戦。怪我が多い選手なので、コンディションを整え、勝利へ向け強く意気込んでいた三島だが、1Qのランプレーで味方に巻き込まれ怪我をしてしまい、結局試合にほぼ出られなかった。
「チームとしては、大差をつけて勝利を収め、盛り上がっていましたが、どこか自分は蚊帳の外の気分でした。一年間頑張ってきたことは皆と同じであるのに、試合に出られないことはこんなに辛いのかと痛感しました。」と過去を振り返る。しかし、「この経験から、体のケアを日頃から怠らないことはもちろん、同じように怪我に苦しんでいる後輩のケアを心がけることで、以前よりも、広い視野で全体を見ることができるようになりました。」と怪我から学び、今シーズンに思いをぶつけてくれることを期待しよう。

追い込まれた時に力を発揮する
三島は常に冷静にプレー出来るところが強みだと話す。「今シーズンは、上級生が少なく、下級生の力が必要になるので、冷静な判断でチームを引っ張っていこうと思います。また、広大が追い込まれた時の僕のプレーにご注目ください(笑)」と笑顔で話してくれた。

最後に
今年は中四国4連覇がチーム目標ですが、中四国で圧倒することはもちろん、北陸代表校や九州代表校と目標を高く持ち続けたいと思います。
また、個人としては、昨年秋シーズンにあまり目立った活躍を出来なかったため、3年生としてチームを引っ張っていけるようなプレーをしたいと思います。
応援よろしくお願いします!

 

※2022年10月10日に取材された記事です。
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

 

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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