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ラクロス

『全学初戦突破』“挑戦”

岡山大学女子ラクロス MD岡部紗希(おかべさき)

雰囲気に惹かれ
岡部は、高校時代はバスケットボール部に所属していた。中学校からバスケットボールをしていたということもあり、バスケットボール部に入部しようか迷っていた時、同じ学部のラクロス部の先輩から体験ラクロスに誘われて体験に行った。「それまでラクロスというスポーツは見たことも聞いたこともなかったのですが、実際にパスキャやシュートなど色々な体験をするうちに、ラクロスの楽しさにハマっていきました。そして、なんといっても岡大女ラクの先輩方ひとりひとりが優しくて、面白くて、学年関係なく仲が良く、目標に向かって熱く練習に取り組んでいる姿を見て、岡大女ラクの雰囲気に惹かれ入部を決めました。」

2022年度の目標
今年の目標は、「大事な試合でプレーでチームの力になる」ことだ。
「去年のニ地区で、岡山大学は東北大学に一点差で敗れました。二地区ではベンチに入れてもらいましたが、試合中、ただベンチから試合に出ている先輩達を応援することしかできませんでした。試合の結果はもちろん悔しかったですが、目の前で繰り広げられるハイレベルな試合に圧倒されて、「自分がもしこの試合に出たとしても、何もできないな」と思ってしまったことがとても悔しかったです。」

流れを創るプレーヤー
岡部に理想のプレーヤー像について聞いた。「理想のプレーヤー像は、“流れを創るプレーヤー”です。去年の二地区の試合で、流れの大切さを改めて実感しました。試合の勝敗に流れが大きく関わるからこそ、自分のプレーや声掛けから良い流れを創って、チームの勝利に貢献できるようなプレーヤーになりたいと思っています。」 

経験と成長
昨年岡部は、どれだけ練習してもなかなか思うようにプレーできず、とても苦しい思いをした時期があった。その時の経験を振り返り、こう話してくれた。「ベンチに入れず悔しい思いをしたこともありました。でもそんな時に、一緒に練習してくれたり、慰めてくれたり、応援してくれたりする先輩や同期がいて、その存在にとても救われ、頑張ることができました。その経験から、試合に出れず悔しい思いをしている人がいる中、チームの代表として試合に出ることに責任を持って練習や試合をするようになったり、一人一人の頑張りや成長をよく見て、悩んでいそうな人には声をかけたりするようになりました。」

組織的なディフェンス
注目してほしいポイントを聞いた。「一回生の頃、ディフェンスがとても苦手でした。初めは自分の目の前の相手のことで頭がいっぱいで、声を出したり、マークマン以外の相手の状況を把握したりすることができませんでしたが、先輩にアドバイスをもらったり、練習のビデオを見て改善したりするうちに、少しずつ周りの状況を把握しながらディフェンスをすることができるようになってきました。そんな、一回生の頃から三年かけて成長した、広い視野を活かした組織的なディフェンスに注目してください!」

最後に
今年、岡山大学は創部以来初めて全学に出場します。初戦の相手は関東一位でとても強いです。ですが、今年のチーム目標である「全学初戦突破」に向けて、チャレンジャーとして、チーム一丸となって総力戦で挑みます。岡山大学女子ラクロス部の魅力が全国のみなさんに伝わるよう全力で戦うので、応援よろしくお願いします!!

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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