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ラクロス

『九州から日本一』 “関東一強のラクロス界を揺るがす存在”

九州大学男子ラクロス部 主将 AT守田樹(もりたいつき)
守田は日本代表にも選ばれている

4つの理由
守田は、小学校から高校まで野球一筋だったが、大学入学後の新歓をきっかけにラクロス部に入部を決めた。入部を決めた4つの理由は下記の通りだ。

  1. 入学時点で九州6連覇していた
  2.  全部員が大学からラクロスを始めている
  3.  日本代表を目指せる
  4.  雰囲気が好きだった
    「高い目標に対して楽しく真剣に取り組んでいる姿に心を打たれ、入部を決意しました」

「俺がなるしかない」
九州大学男子ラクロス部のキャプテンの決め方は、立候補と推薦方式だ。守田になぜキャプテンになったか聞いた。「1年生の時に同期全員で決めた“4年になったら学生日本一を達成する”という目標を達成するために“俺がなるしかない”そう思い、立候補しました。」

チームスローガン
2022年のチームスローガンは「ROCK」だ。これには5つの意味がある。

  1. 最高だ、イケてる
  2.  信頼のおける
  3.  感動させる、驚かせる
  4.  強固な団結組織
  5.  一人一人が輝く
    「例年と比べて部員数が増えた中、高い目標を達成するには一人一人の主体性が大切だと考えています。全員が常により「ROCK」な選択肢をとり続けることで、私たちが関東一強のラクロス界を揺るがす。そんな思いが込められています。」

「部員の心を動かす」
守田は、チームのリーダーとして意識していることがある。それは「部員の心を動かす」ことだ。「私は、心の状態は選手の成長やパフォーマンスに大きく関係すると考えています。みんなの心を動かして、「どうしてもやりたい!」といった状態を作るのがリーダーだと考えています。戦術面においても、スタッフや控え選手も含めて全員で結論を出すようにしています。全員が納得したうえで行動に移すことで、一人一人の気持ちの入り方が全く違います。また、ラクロス面以外でも学生日本一に向けて活躍できる場所を作ることも大切にしています。その人にしかできないアプローチ方法があるからこそ、主体性にも繋がっているのではと感じています。」
「生き様」
ラクロス選手として、「生き様」を大切にしている。
「ラクロスをする時は、目標達成への熱量、練習量、試行錯誤の数、思考量、オーラなどの面で引っ張ることを心掛けています。一方でプレー以外の面では、下級生との関係性の構築を意識しています。特に、たわいもない会話や、成長へのヒントを引き出す会話を大切にしています。これらを体現することで、部員の憧れや尊敬される存在となれれば、自然と心も動かせる選手になれると考えています。」
一体感のあるチーム
今年のチームの印象を守田に聞いた。
「部員数は多いですが、「ROCK」を体現できる一体感のあるチームに仕上がってきたと感じています。この要因として以下の2点が大きく影響していると感じています。」
① 4年生を中心に自分以外の事を考えられる部員が多いこと
② 2年生やTSからも本音を伝えてくれること
「高い目標にも屈することなく付いてきてくれている下級生と、引っ張ってくれる4年生には感謝しかありません。みんなと共に創ってきたこのチームは私の誇れるチームです。」

最後に
2022BALLENAはこれまでになく沢山の方々から期待していただいていると感じています。
最後まで学生日本一に相応しいチームを追い求め続け、試合では思う存分「ROCK」を表現します。
応援よろしくお願いします!

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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