九州大学女子ラクロス部 DF石川愛子(いしかわあいこ)
新しいことに挑戦してみよう!
石川は、中高ソフトテニス部に所属していた。今振り返ると部活に熱中した6年間でした。と苦笑いで話してくれた。大学でも部活に入ってスポーツに打ち込みたいと高校時代から考えていたこともあり、入学後はそのままソフトテニスを続けるか、カレッジスポーツであるラクロスに挑戦するか、本当に迷っていて、最後は部の雰囲気の良さと「新しいことに挑戦してみよう!」という精神で、入部を決めた。
自分の軸を持って行動する
昨年のリーグ戦では、殆ど試合経験を積むことができず、リーグ期間は非常に苦しかった。自分で考え、「こういうプレーをしたい」という気持ちを持って動くというよりかは、先輩の邪魔をしないように、練習の質を下げないようにと、萎縮してプレーしていたからだ。「今年は自分でどうしたら上手くプレーできるかを考えて、自分の軸を持って行動することを目標にしています。1プレーの反省を行う時も、去年は先輩の発言を受け入れることしかできませんでしたが、今年は自分で考えたことも発信し、チームに貢献することを目標にしています。」と話してくれた。
安定感ある選手
石川に理想のプレーヤー像について聞いた。「理想のプレーヤー像は、視野が広く、安定感ある選手です。私はDFをしているのですが、選手同士のコミュニケーションが非常に重要だと思っています。自分のマークマンだけでなく、コート全体を把握し、皆のフォローや、攻めのディフェンスができる選手になりたいと思っています。また、個人技術では、この人は絶対守ってくれるから大丈夫という安心感をみんなに持って貰えるような選手になりたいと思っています。」
コミュニケーション
注目してほしいポイント。「勝っている時でも負けている時でも、声を出し続け、コミュニケーションをとってゴールを守るところです。ずっと同じ目標を目指して、切磋琢磨しながら練習してきた仲間とだからこそ成り立つコミュニケーションに注目して欲しいです。」
仲間の大切さ
石川は、昨年のリーグ頃から、心の底からラクロスを楽しめなくなった。1年生の頃は、出来ないことがすぐできるようになり、毎練習で自己成長を実感でき、悩んだことは殆どなかったが、2年生になり、上級練習に合流した途端、分からないこと、出来ないことが一気に増えて、部活に行くのが苦に感じることがあった。新チームでの練習が始まってからも、なかなか負の気持ちが抜けず、やらないといけない事も増え、そんな中で練習しており、上達どころか、完全に負のループに陥っていた。それでも部活終わりの、談笑は楽しかった。石川にとって仲間の存在が大きかった。「コロナ禍でラクロスを通じて出会えた仲間と4年間やり切って全国大会出場を達成したいという思いが強く、もう一度コツコツ頑張ろうと思いました。」
最後に
去年は自分自身楽しめていなかったですし、自分の力がチームの勝利に貢献したと実感したこともありませんでした。
だからこそ、今年は私自身が楽しみ、チームの勝利に貢献することが目標です。
そのために、どんな局面でも強い気持ちを持って、戦い続けます。
応援よろしくお願いします!
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。