“ 四年間の大学生活をアメフトに捧げる“こう話してくれたのは
富山大学アメリカンフットボール部「FIRE BULLS」
OL/DL/P高麗大地(こうまだいち)
四年間の大学生活をアメフトに捧げる
アメフト部に入る決め手となったのは、真剣に勝ちを目指す先輩の姿を見て四年間の大学生活をアメフトに捧げようと思い、入部を決意した。高麗は、高校時代ラグビーに所属しており、3年時にラグビーと大学受験を平行して、10月まで部活に励んでいたが、4月に足首を骨折をしてしまった関係もあり、思うようにプレーできず地方予選一回戦敗退に終わり非常にやり切れない思いが残ったと当時を振り返る。だからこそ、指導者なしでも真剣に自分達で議論し、自主的に勝ちを目指している富山大学アメリカンフットボール部に入部をした。
10年以上勝てない相手
2022年度の富山大学の目標は“金沢大学に勝利すること”実は、富山大学は金沢大学に10年以上勝てていない。高麗はこういう「今年こそみんなと一緒に勝ちたい」10年以上勝てていない相手に勝つのは難しい。勝つ為に今年から例年より確保できない練習時間以外の部分で細かなルールを決めた。例えば、冬シーズンの間は週4回の練習とは別に各自で筋トレを週4回以上を義務付け、上級生はグラウンドの準備を終わらせ練習開始30分前には各自で練習し、合わせの時間を無駄にしないなど限られた時間の中で工夫をしている。
絶対的な精神の主柱
高麗の目指すプレーヤー像は「どんなピンチや逆境であってもこの人がいればなんとかしてくると思わしてくれるプレーヤー。以前の試合で絶対的な逆境で誰も大きなプレーを成せずに終わり負けてしまった経験がある」その際に自分の不甲斐なさと力不足を感じた。だからこそ、絶対的な精神の主柱であるプレーヤーになりたいと語った。
支えがあるから頑張れた
大学一年生の時に、仲の良いプレーヤーがやめてしまい練習に身が入らず試合の重要な場面でミスをしてしまったことがある。そんな時に先輩達からたくさんの指導やアドバイスを受け、様々な人に支えられてアメフトができていると実感し、次の試合では、自信を持ってアメフトを楽しみながらプレーでき活躍することができた。これ以降「日頃から周りの人に“感謝”し、次は自分が人を支えていけるような人間になりたい」と照れながらも話してくれた。
フィールドすべてを守る
注目して欲しいポイントは?と質問をした。「最後まで諦めずにどうしたら止められるか考えて走るパシュートです。自分は逆方向のプレーだとしても絶対に相手に追いつき止める運動量と最短距離のパシュートが強みです。自分がエースとして警戒されているからこそ逆方向のプレーだとしても絶対に追いつき相手にタッチダウンを許しません。」「試合での圧倒的な運動量に注目してください!」
最後に
自分達のチームはありがたいことに、全国を経験しているコーチが無償で指導してくださっています。しかし、毎日は来られないため日頃から選手主体で練習をしています。そのため、お互いに日頃悪いところは注意し合い、良いところは褒め合い、他のチームに比べて圧倒的な信頼があります。そのため、どんな逆境やピンチに陥っても仲間を信頼しプレーすることができるためチーム一丸となって勝ちます!応援よろしくお願いします!
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。