岩手大学アメリカンフットボール部 RB/LB八田侑大(はったゆうだい)
スポーツをやる意欲が湧いた
八田は、小学校から高校まで野球を続けていたが、高校で野球に終止符を打ち、大学ではゆるいサークルでゆったり過ごそうと思っていた。しかし、学部の先輩にアメフト部のマネージャーがおり、新歓に誘われた。そして新歓でのフラックフットボールでアメフトに興味を持ち、全てのフラッグフットボールのイベントに参加するほど熱中した。それからスクリメージ(試合形式)の見学会に参加し、そこで人と人がぶつかる激しいヒットを見て再びスポーツをやる意欲が湧き、入部を決めた。
ビックプレーを見せる
八田の個人目標は“ビックプレーを起こし流れを変える”ことだ。初めて見たアメフトの試合で、インターセプトやファンブルフォースなど、ルールはよくわからなかったが、大活躍していた先輩のプレーが目に焼き付いている。4年生になった今、八田がビックプレーを起こす番だ。その為に、練習中でも、常にボールを狙うように意識し、動画を見てイメージして練習に臨んでいる。
覚悟を持って試合に臨む
八田は、昔からケガをすることが多く、大学でも2年、3年の時に満足いくプレーができなかった。そのため、リーグ戦だけでなく、OP戦からもこの試合で引退することになるかもしれないという覚悟をもって試合に臨んでいると話してくれた。
粘り強いディフェンス
昨シーズン、ゴール前のディフェンスで、あっさりとタッチダウンを許してしまった。今年はゴール前のディフェンスに力を入れている。例えばシュチュエーションを細く設定し、どんなプレーが来ても対応できるように意識している。また1ydにこだわり、粘り強くディフェンスすることにより、チームの指揮を上げている。
最後に
20年ほど東北大学に勝利できていないので、今年こそは勝利し、コーチの方々や応援してくださるOBの方々へ恩返しがしたい。
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。