“全てキャッチします”こう話してくれたのは
鳥取大学アメリカンフットボール部 WR小林 篤史（こばやしあつし）
意外と楽しかった
小林がアメフトに出会ったのは高校生の時だ。中学まで野球をしてきたが、高校に野球部がなかった為、テニス部に入部しようと思っていた。だが、テニス部の体験入部に向かう途中でアメフト部の先輩に声をかけられた。「アメフトボールを触ってみないか？」と言われた小林は、少し興味もあったことから、ついて行った。「初めて、触れるアメフトボールに戸惑いながらも、フラッグフットボールが楽しいと思いました」と当時を振り返る。
2部を目指して
小林の今年の目標は「２部昇格」
去年はコロナの影響で2試合しかできず、昇格戦まで行くことが出来なかった。「去年は昇格戦にいくチャンスすらなく、悔しいシーズンとなりました。今年は、勝てば昇格戦までいける可能性があるので、全勝目指して頑張ります」と話してくれた。
キャッチ率は100%
今年の鳥取大学のQBは経験が浅く１年半のキャリアだ。小林は“自分がQBを助けたい”こう話す。「QBの経験が浅いため、手の届く範囲は全てキャッチし、チームをパスキャッチから盛り上げていける存在になります」と意気込みを話してくれた。
強い気持ちで挑む
小林は２年生の時、練習中パスを一度落としてしまうと、次のパスが取れなくなってしまいその日は取れないまま終わってしまうことが多かった。この時のことをこう振り返る「その当時は落とすことが恐怖で、思い切ったプレーが出来ず、引きずったままプレーすることで、ミスをする悪循環になっていました。今では、ミスした分次のプレーでは確実に取り返すという強い気持ちで練習をしています。」
自分たちで作る
鳥取大学には、専任のコーチがいない。その分学生同士話し合って、プレーなどを決めている。「今年は下級生が多いので、アメフトを理解してもらう所に時間を使い、沢山コミュニケーションをとりました。その甲斐もあり、1年生で秋に出場できる位急成長してくれました。今年はチーム全員で勝利を掴みます。」
最後に
去年は2試合でタッチダウンが2本だったので、今年は少なくとも5試合あるので5本以上タッチダウンを取ります。応援よろしくお願いします。
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。
