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『自分たちは挑戦者』“革命を起こす”

滋賀大学アメリカンフットボール部 D L小野和貴(おのかずたか)

本気で自分と向き合えるスポーツはこれしかない
小野は小学校から高校まで約10年間野球を続けていたが、高校野球最後の試合でコールド負けという結果で引退をし、大学ではリベンジという意味で何か体育会系の部活に入ろうと考えていた。その後、アメフト部の試合を観戦して選手同士がぶつかり合っている光景やランニングバックのために統率の取れたラインマンのブロックや動きをみて純粋にかっこいいと思った。そして本気で自分と向き合えるスポーツはこれしかないと思い入部を決めた。

自分たちは挑戦者
昨年滋賀大学は、リーグ全敗というとても悔しい結果だった。小野はリーグ最弱という気持ちで常に練習に取り組んでいると話す。「いつでも自分たちは追う立場で、挑戦者であるからこそ失敗を恐れず全力で2部昇格を目指しています。」とチャレンジャーとしての強い意志を感じた。

 

理想のプレーヤー像
小野の理想のプレーヤー像は、“チームの誰からも信頼される”ようなプレーヤーだ。苦しい場面でもこいつなら何とかしてくれるとチームメイトに思ってもらえたり、こいつに着いていけば成長出来ると思われるような選手が理想だと話してくれた。

25kgの増量
小野は高校時代全然体重が増えなくて、苦労をした。アメフト部に入り、先輩に言われたポジションはラインだった。ラインはぶつかり合うポジションの為、体重も武器になる。小野は一日5食を食べとにかく増量し続けた。その時のことをこう振り返る「体重を増やし身体を大きくする事にはかなり苦労しましたね。現在は入部した頃から約25kg体重が増え、見た目も高校の同級生が見たら『誰?笑』みたいな感じになっています。」と笑顔で話してくれた。

昨年よりパワーアップした姿を見せる
昨年は1対1の場面で勝ちきれないことがあった。そのためにラインでの練習でスタートやヒットの姿勢から見直しをし、1対1にこだわっている。「昨年よりパワーアップした姿を見せられると思うので今年は1対1での勝負に注目してください。」

最後に
昨年の全敗からの脱却のために、新チームになってから練習の雰囲気や方法を見直して、昨年味わった屈辱を一時も忘れずに日々の練習に取り組んできました。今年のシーズンでは他の大学から脅威となるようなプレーをして革命を起こしたいと思います。

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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