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合気道

『技を磨くほどに奥が深い』

徳島大学合氣道部 藤原楽(ふじわらがく)

多彩な技と技の原理に惹かれた
藤原は、大学入学当初今まで経験がなかった武道に興味を持っていた。その時、合氣道部の存在をしった。「当時教えにきてくださっていたOBの先輩の技を体験して、合氣道の多彩な技と技の原理が非常におもしろく、身に付けたいと思ったため入部を決心しました。」と話してくれた。

今年の目標
「部員全員、1級への昇級」これを目標に日々稽古している。
藤原は、目標について次のように話してくれた。「実は僕たちが入部したときは先輩がほぼおらず、廃部寸前でした。今でこそ部員10人まで増えましたがまだまだ少ないので、合氣道のおもしろさを発信し、新入部員を増やすことも目標の1つにしています。目指せ10人入部!」

コツコツ努力する
藤原は、理想の選手像について次のように話してくれた。
「継続的にコツコツ稽古ができることが理想です。合氣道は技の順序や掛け方などの大まかな部分は理解できても、人体の構造にどのように作用させて技をかけているかという原理を理解し、実践するのは非常に難しいです。そのため、何度も繰り返し稽古することが、合氣道を理解し、一番楽しめる理想であると思います。」

自分たちだけで稽古を行う
徳島大学合気道部の師範は、岡山県におり、普段はずっとOBの先輩に技を指導してもらっていた。しかし、仕事の都合上、徳島を離れることになり、教わる人がいなくなった。この時のことを藤原はこう話す。「正直最初は困りました。しかし、そこから今まで教わったことや本・動画から知識を得て、自分たちだけで稽古を行うことで、より一層、技への理解が深くなったと感じます。」

注目してほしいポイント
藤原に注目してほしいポイントを聞いた。
「昇級に向けて、主に稽古している「体術」は百技と呼ばれ、その名の通り100以上もの技が存在します。また「武器技」も存在し、”太刀”と如意棒のような”杖(じょう)”と呼ばれる二種の武器技があります。まだまだ稽古を行えていない技がたくさんあるので、これから様々な技を理解していくところに注目してほしいです。」と話してくれた。

最後に
私たちの流派は、本来の型が崩れてしまわないように試合という形式はとられておらず、演舞や昇級・昇段試験があります。
稽古で技の型を体に染みこませ、部員全員で昇級を目指していきたいと思います。

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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