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ラクロス

『小が大を食う』“悲願の勝利”

新潟大学 男子ラクロス部 MF 宍戸敬哉(ししどけいや)

胸を張って熱中したと言えることをしたい
ラクロス部に入部した理由を聞いた。「高校まで野球一筋で大学でも野球を続けようと思っていた。大学入学時に丁度新型コロナウイルスの感染が始まり、外出自粛の喚起があったことで数ヶ月自宅での生活が中心でした。これから先の大学生活の不安がある中で自分自身新しい可能性を広げる為に何か刺激的な活動をしたいという思いが強まり、たまたまSNSで流れてきた男子ラクロス部のPVを観て、目標に向かって励んでいる姿に惹かれ『ラクロス部に入れば自信を持って、充実した4年間を過ごせそう』『未経験でも努力次第で高いレベルを目指せる』と思い、入部を即決しました。」

東北制覇
新チームが発足し、目指すは「東北制覇」だ。
「10年以上この目標が叶えられていない現状があり、これまでの先輩の想いも背負って絶対に叶えたいです。また、チームスローガン『俺で勝つ』を掲げ、他大学より部員数が少ない中で一人一人の個人能力を向上させ、いかに”少数精鋭”の組織づくりに出来るかに拘って活動しています。」

チームの核・司令塔となる選手
理想の選手像について聞いた。「下級生の時、上級生が自分に与える偉大さや精神的支柱の役割は大きかったです。最上級生になり、次は自分自身がそんな存在になりたいです。そして、ゲームをコントロールしチームを勝利に導く選手になります。」

敗北
夏に行われた東北学生ラクロスリーグ戦では、東北大学・岩手大学に敗れ目標から程遠い結果に終わってしまった。「個人的にもチームの勝利に貢献する活躍は出来ず、不完全燃焼の形で終わりとても悔しい思いをしました。それ以降、ミーティングを重ね、ラクロスに対する考え方、取り組み方から改め自分たちの甘さに向き合ってきた。チームとしてはまだまだ始まったばかりではあるが、目標を達成する為に全員で方向性を確認し、重要な基盤を作っていく良い機会になりました。」

「個」の躍動
注目してほしいポイントを聞いた。「部員数が少ない分、一人ひとりが求められるものが大きくなります。今年のチームはそれぞれが『主役』という自覚を持ち、『小が大を食う』所に是非注目してほしいです。」

最後に
OB、コーチ、保護者、ラクロス関係者全ての方々の支えに感謝しながら、目標の「東北制覇」に結果という形で恩返ししたいと思います!応援宜しくお願いします!

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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