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アメフト

『日本フットボール界に衝撃を与える』

東北大学アメリカンフットボール部 キャプテン 芝山武志(しばやまたけし)

環境の整った大学でフットボールを続けたい
芝山は、高校生の時からアメフトを始めた。きっかけは、知り合いのすすめと先輩からの勧誘だ。そして、大学では国立の環境の整った大学でフットボールを続けたいと思い、一浪して入学・入部した。

キャプテンになった理由
芝山は、2年生のとき、8年ぶりに北日本王者決定戦で敗北した。その時のことをこう振り返る。「自分は怪我をしていて出場しておらず、サイドラインでとてつもない無力感に襲われました。そこから3年生になるタイミングで、“チームを勝たせられる人間になる”という覚悟を決めました。3年生では監督からの推薦で副将を務めさせていただき、自分が一番チームを勝たせたいという思いが強いと思ったので4年生のタイミングで主将になりました。」

チームスローガンとVision
2022年度のチームスローガンは「UPSET」だ。
「意味としては下克上、番狂わせと言った意味があります。東北大学HORNETSでは創部以来達成されていない東日本制覇を目標として掲げています。これを達成すれば甲子園出場が決まるのですが、甲子園ボウルにはまだ関東関西のチームしか出場したことはありません。これを達成し日本フットボール界に衝撃を与えるという思いも込めています。」
Visionは、「勝てるという自信を持って挑み、全員で尽力して勝つ」
「これは最後東日本決定戦をどのように戦うのかというものです。勝てるという自信というのは、ただ過信しているのではなく、これまでの練習や行動、取り組みに裏付けられた自信で、そのために日々の活動をしています。」

心がけていること
芝山に、心がけていることを聞いた。「スローガン、visionにもあるように、勝てるという自信がつくような練習ができているのかというのは意識しています。今日の練習を積み重ねれば、東日本決定戦で勝てるのか、それだけうまくなったと言える練習だったのか、振り返るタイミングを設けることで、1回の練習が良くなるように取り組んでいます。」

爆発力
チームの印象を芝山に聞いた。「今年のチームは、良くも悪くも比較的波があるという印象です。チームが勢いに乗ったとき、いい流れになった時の爆発力は目を見張るものがあると思っています。その流れ、勢いを作るのが僕を含め幹部、4年生の役割だと思っています。」

最後に
昨年は東日本決定戦で法政大学に負けました。今年はレギュレーションの変更により、東海代表との試合が待っています。しかし、東日本制覇という目標に向けて積み重ね、東日本決定戦でも必ず勝利します。そして日本アメフト界の歴史を変えてみせます。応援よろしくお願いします!

 

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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