地方に眠るアスリートたちを応援するメディア

アメフト

”去年のような思いは絶対にしない”『必ず勝つ』

“必ず勝つ“そう強い想いを語ってくれたのは、愛媛大学アメリカンフットボール部(以下アメフト)RB/DBの川崎隼輔だ。

先輩から誘いを受け入部を決意

川崎がアメフト部へ入部するきっかけになったのは、高校時代のバスケケットボール部の先輩がアメフト部に所属しており「一度新歓のフラッグフットボールに来ないか?」と誘われたのがきっかけだ。

川崎は小学校からバスケを始め高校までバスケ一筋だった。バスケは高校で燃え尽き、大学では部活に入ろうとは考えていなかった。そんな時の突然の誘いだった。新歓で初めてアメフト部を見た時、体の大きい人ばかりで圧倒され、やっていけるか心配だった。しかしバスケで培ったステップがアメフトで活かせると思い、挑戦してみようと決心し入部を決めた。

負けることもある。だから燃える

アメフトが楽しいと思い始めたのは、防具をつけて実践形式の練習に入った時だった。アメフトは各ポジション役割がしっかりと決められており、一人一人の責任感が大きい。川崎は1年生の秋初めて試合に出場した際にインターセプトを決めた。その時の盛り上がりと感覚は今でも忘れられないと語る。しかし、一人一人の責任感が大きい分、ミスが致命的だ。「自分の力で勝てることもあれば、負けることもある。だから燃えるんです。」と川崎は話してくれた。

努力で補う

昨年、川崎はオフェンスはRB・ディフェンスはCBとして、チームの主力選手として試合に出場した。しかし試合の終盤になるにつれて、疲労で自分の思うようにプレーできないことが多かった。主力選手として大事な場面で、決めきれなかった。その悔しさから川崎はチームでのトレーニングに加え個人的に走り込みを繰り返した。その結果春の試合では、去年より体力がアップし、エースとして、最後まで自分のプレーを貫くことができた。秋の本番に向けて更なる体力アップを目指す。

今年こそは必ず勝つ

川崎には去年、中四国リーグ決勝戦でロングパスを通された悔しい思い出がある。今年はSFにコンバートし、より責任が増した。ロングパスを通されないように、スピード練習や体の使い方の練習を多く取り入れ、対戦相手を徹底的にイメージして練習してきた。「去年のような思いは絶対にしない。今年こそは必ず勝つ」と川崎は熱く語ってくれた。

最後に一言

去年は中四国優勝を目指していて、あと一勝のところで負けてしまったので、今年は中四国優勝を達成したいです。応援よろしくお願いします!

 

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

 

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

  1. 『アーチェリーと私』

  2. 『硬式テニスの魅力に心を奪われた』

  3. 『バスケができる幸せ』“当たり前に感謝する”

RECOMMEND

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  1. 1
  2. 2
  3. 3

RELATED

PAGE TOP