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ラクロス

『常に不満足』“考えを止めず突き進む”

岡山大学ラクロス部 背番号12番 DF主将村上拓斗(むらかみたくと)

成長できる環境
村上は、入学当初やりたいこともなく、部活に入るつもりはなかった。しかし、ラクロス部の先輩に1番に声をかけられた。「グラウンドにきてみないか?」一年生の村上は言われるがままグラウンドに足を運んだ。いざ、ラクロス部を見てみると部の雰囲気に魅力を感じ、ここだったら、自分を高められて成長させられると思い入部を決めた。

後悔したくない
村上がキャプテンになった理由は二つ「自分しかいない」「後悔したくない」この2つだ。村上の同級生は、優しくおおらかな選手が多い。お互いを協調し合える部分はすごくいいところだが、自分を主張することが苦手な選手が多いと話す。そんな中でチームを引っ張ることができるのは、“自分しかいない”そう思ってキャプテンになったと話してくれた。「自分が立候補しなかったら、後悔すると思ったんです。最後の年全力でラクロスと向き合い、多少の困難があってもやり抜くと決めました」と強い想いを話してくれた。

チームスローガンに込められた3つの想い
スローガンは「破」という字、これには3つの意味がある。
1.自分を破る
自分の殻を破り捨てる

2.全学一回戦の壁を破る
超えられなかった全学一回戦の壁を破る

3.常識を破る
常識にとらわれず、新しいことに挑戦していく

この3つの「破る」を実現し、全学一回戦を突破するという想いがスローガンに込められている。

常に不満足で考えを止めない
全学一回戦を突破するための、マインドセットについて話してくれた。「一番大切なことは、各々が常に基準を高く持つことです。現状に満足せず上には上がいることを自覚し、上に勝つためには、もっとより良いチームになるにはと常に不満足で考えを止めない。そしてそれらを考えの内に留めず、行動に移し続けることが大切だと考えます。」村上の意識とリーダーシップを感じた。

将来性に富んだチーム
今年のチームの印象について聞いた。村上はこう答えた。「よく言えばフレッシュ、優しい、悪く言えば経験が少ない、爆発力に欠けるが一番の印象ですね。四回生が少なく、下級生が多いというチーム状況で、比較的どの代も大人しめです。だからこそ変に気負わず、各々が自分の活躍を想像し活気よく練習に励めば、すごく将来性に富んだチームだと思います。」とまだまだ伸び代があることを話してくれた。

最後に
僕達は全学一回戦で関東優勝校と当たることが決まっています。
今日本のラクロスは学生、クラブ問わず関東一強の状況で、歴代優勝校も全て関東のチームです。
そんな状況僕は面白くないです。
一地方大学が関東優勝校を倒し、歴史を変えてみせます。下馬評をひっくり返します。
応援のほどよろしくお願いします。

 

※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。

 

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RYO

RYO

アメフトオタク

1999年4月6日、大阪府大阪市生まれ23歳。小学5年生からアメフトを始め2015年大阪産業大学附属高等学校に入学。3年時に主将を務め大阪無敗で全国大会に出場。2年・3年時にはU18日本代表に選出。2018年に近畿大学に入学。2022年に卒業し、現在はX3のリードエフォートエールズで主将を務めています。

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