愛媛大学サッカー部 RWG坂井翔真(さかいしょうま)
2年分を取り返す
坂井は、小学校1年生からサッカーを始め、高校1年生の終わりまでクラブチームでサッカーをプレーしていたが、怪我と勉強を理由に一度退いた。しかし、大学に入学し高校時代の2年分を取り返す気持ちで「もう一度サッカーを本気でしたい」と思い大学でもサッカー部に所属している。
目に見える形で結果を残したい
今年は、愛媛大学のリーグ戦の戦績があまり良くない。「まずは残り試合でできるだけ勝ち点を積んでリーグ一部残留を目標としたい」と坂井は話す。そして個人としては「学業や怪我で試合にあまり出られてないので、残された試合に出場して、得点やアシストなど目に見える形で結果を残したいです。」と話してくれた。
ワンチャンスをものにできるプレーヤー
坂井の理想のプレーヤー像について聞いた。「理想のプレーヤー像は、拮抗した試合の中でワンチャンスをものにできるライトウィンガーです。また、小さい頃からアルゼンチン代表のアンヘル・ディマリアを憧れとしてサッカーに打ち込んできたので、独特なドリブルやアウトサイドでの意表を突いたパスなどを効果的に取り入れて、相手ディフェンスを翻弄するようなプレーヤーを理想としています。」
挫折を糧に成長
中学、高校と愛媛FCの下部組織でサッカーに打ち込んでいたが、周りのレベルも高く、特にユースでは怪我や実力を理由に試合出場の機会があまりなかった。「この時、1番の挫折を感じました。」と当時を振り返る。しかし、この経験が今に役立っていると坂井が話してくれた。「試合に出られない選手の気持ちに寄り添うことができること、試合に出ているからといって驕っていてはいけないということなどなど監督のいない愛媛大学サッカー部の一定の風紀を保つ上でいい経験になっていると思います。」
対人戦
坂井に注目してほしいポイントについて聞いた。「僕は、スピードがあまりない分、相手の重心や手の使い方をトレーニングして十分通用するものになっていると思うので、試合や練習での対人戦に注目してほしいです。」
最後に
結果が全てだと思うので、自分の最大限の力をチームに還元して少しでも勝利に近づくように貢献したいと思います。個人では、相手選手が対人するのを拒むような嫌な選手になりたいと思います。得点やアシストに期待して下さい。応援宜しくお願いします!
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。