“強い岐阜大を取り戻す”岐阜大学アメリカンフットボール部
キャプテンRB境田貴琉（さかいだたける）の熱い想いに迫る。
試合が決め手
境田は父と兄の影響で、小学校から高校までバスケに情熱を注いできた。大学でもバスケ部に入ろうと思っていたが、人数や他部活も少し見てみたいと思い迷っていた。そんな時に高校時代のバスケ部の先輩に声をかけてもらった。その先輩はバスケ部ではなくアメフト部に入部しており、アメフトの新歓試合を見に行くことになった。そこで、先輩が試合で活躍している姿を目の当たりにして「かっこいい」と思ったと当時を振り返る。その試合が決め手となり、アメフト部への入部を決めた。
強い岐阜大を取り戻す
岐阜大学のキャプテンの決め方は、話し合いだ。話し合った結果、候補が3人選ばれ、その3人のスピーチでキャプテンが決まる。その時のことをこう振り返る「正直、選ばれる気配は少し感じていました。心の準備をしていたので、驚きはしなかったです」境田には、熱い想いがある「一年生の時に見た100人を超える強い岐阜大学を取り戻すこと。その年に東海3位を経験し、あの時の岐阜大に戻したい」と言う強い気持ちがあり、最終的にキャプテンに選ばれたのは境田だった。
一からチームを作り直す
今年のチームスローガンは「Revive」込められた意味は、昨年2部リーグに降格したが、もう一度一からチームを作り直して再び1部で優勝を狙えるチームを作るという想いが込められている。このスローガンは4年生全員で話し合い決まった。
当たり前のことを当たり前に
1部で優勝を狙えるチームにするために、細かいところを意識していると境田は話す。練習中の移動はジョグをするやあいさつ、防具の向きを揃えるなどアメフトとの直接的な関係はないかも知れないが細かいところからチームの意識を変えることが大切だと言う。「強いチームはこのようなことが当たり前にできると思っています。まずは当たり前のことを徹底的にできるチームを目指します」と意識を変えチームを変えたい気持ちが伝わってきた。
挑戦のチーム
今年のチームの印象を聞くと、“今年のチームは挑戦のチームです”と答えてくれた。岐阜大学は今年から本格的に両面をする人が増えた。「不安な面がありますがチームで教え合ってカバーしていきたいです。また自分のメインポジションは去年から試合に出ている選手が多くいるのでそこは強みとして伸ばしていきたいです。」と前向きな姿勢で話してくれた。
今シーズンへの意気込み
去年のシーズンは一勝も出来ず2部降格という悔しいシーズンでした。今シーズンはどの試合も圧倒して1部に再び昇格し、強い岐阜大学を見せたいと思います！
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。
