“コツコツ積み重ね、その先の勝利を掴みます”こう話してくれたのは
釧路公立大学アメリカンフットボール部 主将WR/LB山内翔平(やまうちしょうへい)
このままでは終われない
山内は、高校生の時にアメフトを始めた。きっかけは中学3年生の時、アイシールド21を読み「自分もアメフトしてみたいな」と思い、迷うことなくアメフト部へ入部した。しかし、思うようにプレーすることができず不完全燃焼で高校アメフトは幕を閉じた。大学でもアメフトを続けたいと思っていた山内は、アメフト部がある国公立大学に受験を絞った。そして、釧路公立大学に見事合格。高校でのやりきれない思いを大学でぶつけるリベンジが始まった。
自分がやるしかない
山内の同級は3名しかいない。その中で、キャプテンを誰がするかという話し合いになった。山内は下級生の時から、練習後のハドルで発言するなど、チームに対する熱い気持ちがあったことから、キャプテンに選出された。
全員が一つになる
チームスローガンは「Rise As One」
これは3年前の冬に当時のキャプテンが「全員がひとつとなり上昇する」という意味を込めて決まった。そこから、代々受け継がれてあるスローガンだ。「このスローガンを日々の練習から意識することで、ワンチームとなり勝利を目指します」と話してくれた。
みんなが同じ方向を向いて1つになる
釧路公立大学は、指導者が少なく、何事も自分達で考えて話し合う必要がある。戦術や練習内容も自らで決める。その中で山内が意識していることがある。「沢山チャレンジする雰囲気を作る事を意識しています。勿論失敗もしますが、それを乗り越え、みんなが同じ方向を向いて1つになり勝ち進んでいければなと思っています。」
失敗を恐れず果敢にプレーする
今年のチームの印象を聞いた。山内はこう答えた。「今年は明るく生き生きとしたプレーを見せてくれる選手が多いです。練習中も失敗を恐れず果敢にプレーをしています。ビデオ反省では各々の反省に加え、他の選手に求める場面も多く見られるようになりました。また、特に2・3年生が去年よりスキル、精神面共にめきめきと成長し、チームを盛り上げ、支えています。」と話してくれた。
最後に
目の前の試合ひとつひとつにフォーカスを当て、その積み重ねの先に良い結果を掴み取れると信じています。応援よろしくお願いします。
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。