“笛が鳴るまでやめない粘り強さ”で勝利を掴む
佐賀大学アメリカンフットボール部 79番OL/DL鎌田啓汰(かまだけいた)
仲間と勝つために
鎌田は高校時代野球部に所属しており、お互いにアドバイスしたり、何でも腹を割って話せるような仲間と勝つために励んだことに満足感を感じていた。大学でも仲間を大事にし、勝利へ貪欲なアメフト部が魅力的で入部を決めた。
やりきれない悔しさ
鎌田が1・2年生の時人数不足が原因で、試合を途中棄権してしまって、試合をやりきれない悔しさが残った。その中でも先輩たちに実力面やチーム運営でも頼りきっていた部分が多くあり、無力感の残るシーズンとなってしまった。「今年こそは、相手を圧倒し、チームが負けている時こそ空気感を変え、自分の役割を全うするプレーでチームを勝利に導きます。」と強い気持ちが伝わってきた。
チームの結束を強くした
2・3年生に進級する時にチーム状況的にほとんどの人がコンバートをして、新たな技術や知識を取り入れる必要があった。個々人で試行錯誤しながら、より良くなるように協力し、話し合った。「その経験が、ユニット間の連携やチームの結束を強くした」とネガティブがポジティブに変わったことを話してくれた。
注目してほしいポイント
注目してほしいポイントは?と質問をした。鎌田はこう答えた。「“笛が鳴るまでやめない粘り強さ”です。去年まではLBをしていましたが、今年からDLにコンバートしました。交流戦や社会人との試合をやってきて、自分が絡むプレーが多かったので、キャリアを追う姿に注目して欲しいです。」
最後に
去年は一勝しか出来なかったので、一戦一戦大事にして、たくさんの人へ勝利という形で恩返ししたいと思います。個人的には、まだQBサックが出来ていないので、今シーズンはQBサックでチームに貢献したいです。
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。