岡山大学アメリカンフットボール部 TE主将 川本誠也(かわもとせいや)
やりきれない気持ち
アメフトに出会ったのは、高校生の時、新しいスポーツがしたいと思っていたところ、コンタクトスポーツで迫力があるプレイに魅了され、アメフトに入部した。しかし高校生の時は、怪我で途中離脱することが多々あり、やりきれない気持ちがあったと振り返る。そして、大学でもう一度アメフトと向き合い、「悔いが残らないくらい頑張りたい」と思って大学でもアメフトを続けた。
チームの核になりたい
川本は、入部当初主将になるとは全く考えていなかった。しかし、先輩や同期からこれまでの自分の頑張りが認められていると感じ、「ラストイヤーはチームの核になり勝利へ導きたい」と思い主将に立候補した。
廃部寸前
2022年度が始動した時の選手は9人。廃部一歩手前の状況だった。そんな中、チームで話し合いながら今年の目標やチーム方針を考えた。「初めは、チームを存続させることだけに注力すべきだという意見などもありましたが、具体的にチーム方針が決まっていく中で“やるからには秋シーズンで勝ちたい” という思いを全員が持っていることが分かりました。そこで今年の目標を“2部昇格”に決定しました。」
「Challenge On」
岡山大学のチームスローガン「Challenge On」
相手がだれであっても自分たちが今までやってきたことを信じて、最後まで挑戦し続けることを日々から心がけて練習しています。
チームを押し上げる力はどこのチームにも負けていない
チームの印象を聞いた。「今年のチームは選手の半数以上が1回生で、他のチームに比べるとまだまだ未熟な部分は多いです。しかし、4回生を筆頭にチームを引き上げる力と、下回生のチームを押し上げる力はどこのチームにも負けていないと感じています。」と私の目を真っ直ぐ見て話してくれた。
最後に
直近2年間はコロナウイルスの影響で1年間を通して活動し続けることが難しく、秋シーズンの試合数も少なかったです。しかし今年はコロナウイルスの影響もほとんどなく今まで活動し続けており、これまでの成果を秋シーズンで存分に発揮したいと思います。応援よろしくお願いします。
※本記事に掲載されている写真は、ご本人から直接ご提供いただいたものです。